泥棒・詐欺師犯罪例から考える防犯対策

実際にあった泥棒や詐欺のリアルな手口を犯罪者側の目線で物語風にご紹介。犯罪から身を守る手法を身につける参考にお役立てください。

職質した警察も 中をあらためにくいレターパックライト

レターパックライトは、コンビニなんかでも簡単に手に入れられて、すぐに相手に小荷物を送れる優れモノだ。
ところがこれ、一度封をすると郵便法の関係で、決して本人と宛先以外の人間は開けら
れない。
もちろんプライバシーに配慮してのことだろうが、実はこれを利用して、クスリの売買に手を染めるヤツが後を絶たないのだ。
彼らが一番に恐れている存在、それは警察だ。職務質問で持ち物を検査されれば一発でアウトになるわけだが、ここで登場するのがレターパックライトになる。
事前にコンビニで購入して、送り先を記入したのち、ブツを入れて封をする。こうすれば、もう警察とはいえ簡単に開けることはできない。
クスリを見られる心配がなくなるわけだ。
繁華街のコンビニでイカツイ兄ちゃんがこれを買っていたら、まず間違いなくヤバイ取引に違いない。決して近づかないように。