2000年の初め、合法ドラッグは、シャブや大麻などと効果がまったく同じなのに絶対にパクられないドラッグとして爆発的に日本中に広がった。
そのころ、歌舞伎町や池袋などの一角で営業していたのが、合ドラバーだ。
バーでドラッグが買えるという世界的にみても珍しいシステムだったが、事件や事故
が多発したおかげで国の規制を受け、バーもひっそりと消えていった。
覚せい剤とほぼ同じ効き目があると言われた合ドラ、「ドロシー」
援交女にドロシーを大量に飲ませ、死亡させるという痛ましい事件が起きた。
女は超敏感な淫乱に変身し、一軒目のホテルの休憩コースでは飽き足らず、2軒目もハシゴ、中毒者が大量発生したのだった。